口腔外科担当の畠山です。
親知らずを抜くか抜かないか迷っている人は多いと思います。
親知らずを抜くリスク、親知らずを抜かないリスクについて数回に分けてお話します。
そもそも、親知らずはなぜ抜かなければならないのでしょうか?
それは、智歯周囲炎になることが多いからです。
智歯周囲炎とは親知らずの周りに炎症が出現することで、細菌が繁殖することで炎症が起きます。
症状は主に、親知らずの周りの腫れや痛み、開口障害です。
親知らずが斜めに生えていたり、埋まっている場合に起こる可能性があります。
真っ直ぐ生えていても親知らずの周りに細菌が多いと智歯周囲炎が起こることがあります。
日本人はアゴが小さいため、歯ブラシが親知らずまで十分に届かずに、親知らずに細菌が繁殖しやすく、智歯周囲炎になるリスクが高いといわれています。
親知らずを抜いてしまえば、細菌が繁殖する環境を変えることができ、智歯周囲炎を予防することができます。また、智歯周囲炎になっている場合も、親知らずを抜くことで炎症をとることができます。
私は先日、親知らずを抜きましたが、智歯周囲炎になる可能性があったために、まだ、何も症状が出ていませんでしたが抜きました。
すっきりしました。
次回は親知らずを抜くリスクについてです。
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日付: 2013年11月26日 カテゴリ:治療, 親知らず and tagged 智歯周囲炎, 親知らず, 親知らず 炎症, 親知らずを抜くリスク